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ひょんな事から、手にとって一気に読んでしまった感動作(^O^)。高田郁作「銀二貫」です。この本は、大阪の書店員らが、大阪ゆかりの小説の中から選ぶ「Osaka Book One Project」の 第1回受賞作に選ばれているそうです。

あらすじは大阪天満の寒天問屋 井川屋の主・和助は、仇討ちの場面に出くわし、 仇討ちという行為を銀二貫で買い、父親を斬られた鶴之輔という少年を引き取ることになるのです。しかしこのお金は、 大火で消失した天満宮を再建するのに寄付をしようとやっとの思いでためた金銭でした。鶴の助は寒天問屋に引き取られ名を「松吉」と改められ、商人として厳しいしつけに耐え、 番頭や丁稚、その他多くの人々の人情に支えられ、幾多の苦難や逆境にありながらも成長していく話です。

時代劇はちょっと・・・と思いながら読み出したのに、ぐいぐいその内容に釘付け状態で一気読みして、号泣~~です。

不条理な幾多の困難が襲っても、堪え忍んでいく挑戦する思い、ハングリー精神、大阪びとの人情・・・現代人が失ってしまったんだろうな~~って心が詰まってます。

来年の4月にNHKでドラマ化されることが決まっているので、楽しみすぎる~~!!配役も発表されてるので読みながら「なるほど・・この役をこの人が演じるのね・・・」と重ねて読みました。

「銀二貫」というタイトルが凄い重みを持って何度か登場します。なるほど・・・そういうことやったのね~。最後がハッピーエンドで本当に良かった。 救われる・・・。大阪弁とはまた違うような、このあたたかい言葉の響きも大好きです。

「なあ。善次郎、私はええ買い物、したなあ」

「へぇ、旦那さん。ほんまに安うて、ええ買い物でおました」

じぃ~~~~~ん。(と、私の心にしみる音)