ブータン、ってこう英語で書くのね。そうです、ヒマラヤの小国ブータンです。GNP(国民総生産)ではなくGNH(国民総幸福量)を重視する国といわれています。昔ドキュメンタリー番組みたいなのを見たとき、国はとても貧しく家の中はたいした物がなく粗末なものを食べていましたが地域で助け合って物や労働を分け合い、いかにもしあわせな顔をしている国民が「自分達はしあわせだ」と言っていました。国は外国の観光客を制限し一度にたくさんの外国人観光客が入り国の中を乱されないようにしているとか・・・言ってましたね。ブータンのイメージは私の中ではいまだにそのままですが、どうも実情はそうでは無いようです。英字新聞によると、国は失業率や薬物依存(ブータンの薬物ってなんだろ?)、犯罪の増加、若者の農業放棄などなど、多岐に渡る問題をかかえているそうな。

”The last Shangri-La”(最後の架空理想郷)といわれる国ももはや理想郷では無くなったわけね。しかし国は相変わらずGNHが高いと強調して国民は幸福だと言いたいわけか?だいたいどうやって幸福度を測るのだろう・・・って疑問に思ってたんだよね?アンケート?ひとりひとり国民全員が本音で答えるか?そもそもGNPは測れてもGNHなんて疑わしいと思ってました。でも国民が自分の事をしあわせって思ってるんだったらそんなしあわせなことはないけどね。たくさんの物を持っていてもしあわせでない人は多いからね。同じ出来事が起きてもそれを幸福と感じるか(そうでないか)不幸と感じるか(そうでないか)は人によって違うし・・・。

これだけ世界と嫌でもつながってしまう世の中にあって、世界から隔離しその中でおまえはしあわせなんだと思わされている感じがしてました。短い人生なのにブータン以外の世界を知らず自分はしあわせだと思うよりも、いろんな世界を見てそれでもブータンは素晴らしい、守る物がある・・・と若者に思ってほしい。外を見ずして中の良さはわからないさ、なんて言い放ってみるわたしです。